以前は、西洋医学では各科で体の疾患をパーツ毎に区切って治療していました。
けれど、本来人間とは機械の部品で構成されているものではありません。
健康とは心身のトータルなバランスが保たれた上に成り立つものだということは、
もはや周知のこととなっています。
体や心、そのどちらかが不調をきたせば、もう一方もなんらかの症状が出てきます。
そういう疾患を、心身相関の概念で治療にあたるのが心療内科です。

よく「ストレスで胃を壊した」とか「ストレスによる頭痛」などと言われていますが、
実際はそんな短絡的なものではありません。
ストレスの原因はなんなのでしょう。
例えば会社で部署が変わり、神経を使う毎日だったとします。
そんなある日、胃痛が起こり、内科や消化器科などを受診すると「軽い胃潰瘍です」と
診断され、投薬による治療を受けるとします。
ところがいつまで経っても胃痛は続き、胃潰瘍も一進一退。
すると「これはもしかして仕事のストレスが原因ではないか?」という思いが
起こってくるかもしれません。

事実、そのような経緯で来院される患者さまも少なくありません。
けれど、患者さまとの問診で、仕事のストレスというより、環境の変化により神経が
過敏になってるところへ飲酒や喫煙量が増えていたことが原因のひとつだった。
など、「なぜ、その症状が出るのか」「どうして治癒しないのか」を患者さまの生活習慣や心にある悩み事など全てをトータルで診察するところが心療内科です。

心と体は密接な関係にあります。
その両面から症状を考察してゆくことが心療内科の主たる役割なのです。

メンタルクリニックよこはま